久々に論文を書いた。
タイトルの通り。
学生じゃなくなって、初めて論文を書いた。
査読なし論文。母校の雑誌に入稿した。
楽しかったー。
『源氏物語』の歌ことばは、物語の中で全部つながっている、という仮説をもっている。
「琴の琴(きんのこと)」は皇族の血を引く人の楽器、とか、「きよらなり」は限られた人物にしか使われていない、とか、とにかく言葉を繊細に使い分ける『源氏物語』であるから、すごくありそうなことだ。
それを、自分なりに全部説明するには、自分で一つひとつ用例を見ていくしかない。
卒論か修論でやればよかったなあ。
気が遠くなりそうだけど、のんびりやろう。
いつか本にまとめられるように。
いつか博士課程に進んで博論にできるように。